紀伊御坊の構内には車庫代わりに様々な車両が留置され、注目は元芸備鉄道キハニ19の大型キハ40801と、元富南鉄道キハ3の小型キハ103であった。この2両は当時の地方私鉄ではよく見掛けた両端に荷台を備えたタイプで、いかにも御坊臨港鉄道らしいキハであったが大型のキハ40801が多客時に出動するくらいでキハ103は使われていなかった。
大型のキハ40801 紀伊御坊 1964.07.09 クリックで拡大
小ぶりなキハ103. 既にエンジンは外されている
キハ308の隣に荷台付キハ40801が休んでいる. 紀伊御坊駅
下校時間の紀伊御坊駅 1964.07.09
日中は元国鉄41000形のキハ308が御坊-日高川間をのんびりと往復するが、
下校時間になると駅は高校生で賑わってきた.
紀伊の山並みを背景に田んぼを行くキハ308の単行.
下校時間になると紀伊御坊にいた荷台付キハを増結して40801+308で御坊へ向かう.
高校生が荷台まで溢れている.
右にカーブすると国鉄紀伊本線の御坊駅に到着する. クリックで拡大
DB2012 立山重工製蒸機B20形の足回りを利用した森製作所製デーゼルロコ
DB158+キハ103
DB158 元B形蒸機をディーゼル化した森製作所らしい凸型ロコ
キハ103(元富南鉄道キハ3)