花巻から花巻温泉までの鉄道線は2011年6月に「花巻温泉行きの軽便電車」で紹介してから4年が経過しました。その後の画像大型化や新たにスキャンした画像などを織り込んでリニューアル版とします。
賑やかな「花巻温泉郷」行電車のりば 1964.08.03
花巻駅のホームは左が軌道線、右が鉄道線のりばとなっている。花巻温泉、台温泉、志戸平温泉、大沢温泉などの温泉マークが賑やかに並ぶ。温泉郷への足としてまだ軽便鉄道が使われていた最後の時代。花巻電鉄の花巻駅からは豊沢川沿いに志戸平温泉、鉛温泉などへ向かう軌道線と、花巻温泉、台温泉へ向かう鉄道線が出ていた。鉄道線は立派な専用軌道で電車もポールではなくZ型ビューゲルと、軌道線のようなトロリーラインのムードはなくファンにはあまり注目されなかったようだ。
鉄道線は電車も軌道も立派で、太いレールを使ったしっかりした軌道は砂利に埋もれた軌道線の細い線路とは対称的であった。
花巻を出るとすぐに一面田んぼの中を進む.
どこまでも一直線に進む区間.
なるほど、この新型は運転者にとって全面の支柱が邪魔なのがよくわかる。
なるほど、この新型は運転者にとって全面の支柱が邪魔なのがよくわかる。