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Channel: 地方私鉄 1960年代の回想
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頸城鉄道 夏の新黒井駅

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真夏のガンガン照りの下、新黒井の駅で待ち受けていた列車. 1962.8.3
笠をかぶった人が二人草刈りをしていて構内はきれいに手入れされていた.


ボギー客車のデッキまで客が溢れている.

浦川原まで往復して新黒井に戻ると、真夏の日照りも弱まり新黒井の構内は夕方を迎えていた。
夕暮れ時で客が多くなりボギー客車は2両連結となった。客貨混合列車でやって来る貨車は国鉄貨車の脇で盛んに荷の積み替えをやっていた。
信越本線黒井駅からの乗換え客で賑わう新黒井駅.  1962.8.3

夕暮れ時の新黒井駅構内

新黒井へやって来た混合列車は貨車が何両も繋がれていた.

軽便貨車から国鉄貨車への積み替え作業.


以下はその6年後の夏の風景。

1968年の夏はまだ新黒井~百間町間が部分廃線される前であったが、構内の奥には夏草が生え茂り、留置された放置車両が荒れ果てていた。そんな荒れ果てた光景でも、日中は客貨混合の長大編成が何本か走っていたので国鉄貨車への積み替えは部分廃線前日まで盛んに行われていたのだろう。
部分廃線直前の新黒井駅.   1968.08.18
この直後に新黒井駅は閉鎖され、国鉄との接続がなくなり貨物輸送も全廃となってしまった。

部分廃線を控え夏草が生い茂る新黒井の構内.


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