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Channel: 地方私鉄 1960年代の回想
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新潟交通・東関屋 最後の田舎電車

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新潟交通の車両を調べてみると、訪問した1968(昭和43)年はそれまでの車両が続々更新されて姿を変えつつあった時代だったようで、開業からの小型車モハ11、12、13、14、15、5両の内12、15は確認できたが、他の3両は既に日車標準型の車体に更新されていた。
そしてこの日に見た元東武5枚窓、生え抜き小型車モハ12、15等はこの後すぐに日車標準型や元小田急1400の車体に生まれ変わって行った。更新済みであった元富山港線クハを除けば旧型残党がほぼ揃っていた最後の時代であったという事になる。

昭和40年代に入ってからの地方私鉄(電鉄)で車両が大きく変化したのは、都落ち電車との入替えが盛んに行われたためで、昭和30年代までよく見掛けた個性ある古参車両は次々と消えて行った。その点新潟交通は1985年の小田急2220形入線までは、旧型車の車体更新と元小田急車の現地仕様化が主で比較的独自性を保ってきた鉄道と言えるのでしょう。

開業以来の電動貨車モワ51. 東関屋 1968.08.17

モハ16(元伊那電) 東関屋の駅を前回とは反対側から見る.

東関屋の駅と古参電車クハ40

昭和30年代の雰囲気が漂うクハ40.モハ17形(元東武デハ2形)2両の内の1両.


モハ17(元東武デハ2形)がクハ37(元国鉄キハ41000形)を牽く素晴らしい編成.
元東武5枚窓は翌年に車体更新される.

クハ33(元神中の気動車)と小型電車モハ12 右手に信濃川が見える.

車体更新されたモハ11がクハ40を牽く.

開業からの小型電車モハ12.この半年後に車体更新された.

開業からのクハ31

元神中のクハ33

元小田急1400の現地仕様化 クハ45


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