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Channel: 地方私鉄 1960年代の回想
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福井鉄道 西武生の車両基地

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西武生(現:北府) の駅の裏には元福井鉄道本社の建屋があり、新しい建屋にあった本社を訪問しご挨拶した後本社の人に車両基地を案内して頂いた。
車両基地には検車庫1棟と工場2棟があり、余りに古く朽ち果てた施設に福武線の財政の苦しさの象徴かと思い私は歴史的価値も感じ取れず、建屋全体や内部の写真を撮るのも失礼と思い撮らなかった。ところがこの検車庫は「福武電気鉄道」が設立された1921(大正10)年に建築されたそうで今や築90年超える由緒ある歴史的検車庫なのであった。

大正10年築、福井鉄道の木造検車庫を保存へ、催しでの活用検討…国の登録有形文化財、目指す動きも
福鉄は、従来の車両より幅の広い新型低床車「F1000形」の導入に伴い、二〇一三年度中に、国・県から計三億三千八百万円 の支援を受けて工場二棟を建て替える。七月にも取り壊しを始める。  これに合わせ、検車庫にあった車両点検スペースを新工場に移設。  (中日新聞・日刊県民福井から)

撮影 2008.10.14
この後、取り壊された元本社建屋. 入口に「福井鉄道株式会社」と表示

西武生(現:北府)駅と正面に元本社の建屋

この後、改築された西武生(現:北府)駅

今や築90年超の検車庫は役目を終え、鉄道施設の 歴史遺産として残されることになった.

左手が検車庫で北側に築65年の工場2棟が並ぶ

左手に検車庫と工場

工場で整備中の200形203

仮台車に乗った203の連接部

                

               
600形602  デキ3                             デキ11   600形601

工場を通り抜けた北側の一角


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