山形交通高畠線を訪問したのは1966(昭和41)年まだ残雪のある3月であった。
高畠線は奥羽本線の糠の目(現在は高畠)から沿線の中心部高畠を通り新井宿まで走っていた。この訪問から半年ほど経った昭和41年8月に台風で屋代川が増水し橋梁が損傷し高畠~二井宿間が休止となってしまった。残された糠の目~高畠間が昭和49年11月の廃線まで走っていたが、先に休止となった高畠~二井宿間は閑散区間らしい風情があった。
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終点二井宿の駅 1966.3.6
駅の背後に山が迫りここで線路が終わっていたがこの先へ更に山岳路線を延ばす計画があったようだ。
ひと気のない終着駅、電車の客もまばらであった.
二井宿の駅前には集落があったが、あたりはひっそりとしていた.
二井宿を発車した糠の目行きの電車
山形交通高畠線、ここも小ブログの初期に紙焼プリントを数枚スキャンしてアップしただけであり、今回、初めてネガをスキャンして新規にアップしました。以前にアップした記事は抹消します。