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Channel: 地方私鉄 1960年代の回想
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奥山線 三方ヶ原台地

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谷の坂を登りきってカーブしたところに都田口の駅があり、そこから豊岡、三方原駅を過ぎ曳馬野まで三方ヶ原台地を一直線に進み非電化区間が終わる。単調な直線区間であったが松の木がある都田口駅が魅力的でここで客車増結などが行われた。そして都田口と似たような駅舎が三方ヶ原にもあった。
この都田口~曳馬野間は砂利道が線路と並走しそこを代替バスが走ったようだ。この単調な大平原のような風景はその後浜松市のベットタウンとして開発され今や昔の面影は全く残していないことだろう。

遠鉄浜松~奥山まで奥山線の駅名
新浜松~西鹿島は遠鉄二俣線(現西鹿島線)

都田口駅前にはバス停があって廃線前からバスは走っていた. 1964.10.31
この駅舎に駅長が住み込みだったそうだ。

奥山発のキハ1804が気賀口で増結し曳馬野へ向かう.都田口 1963.04.04

素晴らしい佇まいの都田口駅もこの日が最後. 1964.10.31
最終日の切符

都田口駅の賑わい 1964年3月

松のある都田口を出て曳馬野へ向かう   1964年3月

朝日を浴びた最終日の三方原(みかたはら)駅.そして砂利道とバス停.  1964.10.31
翌日からは砂利道に立っていたバス停で代替バスを待つことになる。
鉄道からバスに切り替えるとは云え道路はまだまだ未整備のままであった。

最終日の切符

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