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Channel: 地方私鉄 1960年代の回想
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奥山線 谷駅周辺風景

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今までに何回もアップしてきました谷駅周辺の写真を再度並べて、国土地理院の地図上で撮影場所を確認してみました。谷駅周辺には小さな鉄橋が3箇所くらいあるようで、あの農家と鉄橋のある風景はずっと祝田寄りだったようです。地図には谷~祝田間の築堤で下をくぐる農道or小川までは記入がなく撮影場所は未だ決定的ではありません。
現在の航空写真を見るとあの長閑な谷駅の水車小屋辺りには変電所、一軒家の農家があった平地にはハチ切れんばかりの住宅が密集。よりによってこんな環境を巨大宅地開発してしまったのは何があったのでしょうか。しかし浜松に限らず日本中至るところでこういう開発がされて来たのでしょうね。

 奥山線 都田口~祝田間と撮影場所 国土地理院1/5万S35年(地図は夢遊生活の日々さんより提供) 
カラー矢印は下のモノクロ写真の撮影位置です.

赤ラインは奥山線廃線跡で 都田口~祝田間の現状はこうです. Google航空写真より 
細いくねくね坂だった国道257号線が廃線跡を飲み込んで立派な道路になっている

上の拡大写真

以下写真は谷駅から祝田へ向かって並べたものです。 全て1964.03.23撮影
都田口から坂を下りゆるいカーブを曲がると谷駅に到着する. 撮影位置 ①グリーン矢印


谷駅.撮影位置 ①グリーン矢印

谷駅を発車し築堤上を祝田へ向かう. 撮影位置 ①グリーン矢印 

築堤を行く線路にある小さな鉄橋は農道をまたいでいるようだ.撮影位置 紫矢印

農家のある風景、そして写真上の築堤と鉄橋を谷へ向かう列車. 撮影位置 水色矢印
小さな鉄橋から谷駅の手前と長年思い込んでいたが、そうではなく祝田寄りでした。
今現地調査を進めている小栗さん、城東電軌さんのお陰です、ありがとうこざいました。
消えた国道クネクネ坂と線路の位置関係は国土地理院の地図を見てもよく判りません。

ホコリまみれのクネクネ坂は何回か奥山線に接近しては離れる.正確な位置は不明
ここの旧道の名残が今でもあるようだ.

ラベル↓「遠鉄 奥山線」をクリックされると奥山線の記事全てが繋がります。


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