糠ノ目駅に到着したモハ1 1966.3.6
高畠線の基点である奥羽本線糠ノ目駅に電車が到着すると、乗客は隣にある奥羽本線のホームへ向かって行く。国鉄の駅の脇に「○○線のりば」の看板を掲げたホームがあって、そこにひなびた電車が1両ポツンと客を待っている・・・こんな地鉄乗換え駅光景は当時どこにでも見られた。
奥羽本線糠ノ目駅もそんな典型的な地鉄乗換え駅の光景で、「山形交通 高畠線のりば」の看板を下げた小さなホームにモハ1がお似合いで、隣の奥羽本線にはC57の旅客列車が走っていた。まるで模型のような情景が当たり前の時代であった。
高畠線の乗客は、やがてやって来た奥羽本線の蒸機列車に乗換える. 糠ノ目
ひと気の無くなったホームで乗客を待つモハ1
奥羽本線糠ノ目駅ホームから見た山形交通高畠線のりば
背後に白銀の山並みが見える
3ドアのモハ4とED2