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Channel: 地方私鉄 1960年代の回想
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志摩線の賢島へ向かう 1

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東海道新幹線が開業する直前の昭和39年夏、風光明媚な伊勢志摩を走る三重電鉄志摩線を撮りに行ったことがあった。東京から夜行に乗って早朝の名古屋に到着し、関西本線の蒸機列車に乗って亀山機関区に立ち寄り終着鳥羽に到着したときは遠い地の感じがしたものだった。

鳥羽からさらに志摩線に乗って1時間、奥の奥にある賢島まで名古屋からの所要時間は3時間半ほどであった。地の果て賢島も今では近鉄名古屋で特急に乗れば2時間ほどで到着してしまう。
長閑な時代の国鉄と志摩線を乗り継いで賢島へ向かった旅を追ってみます。


クルマがいない名古屋市内を行く12系統
早朝の名古屋市電18系統

早朝の名古屋市電3系統

C57が牽く快速鳥羽行に乗って亀山へ向かう 名古屋 1964.07.06
開業間近い新幹線ホームと蒸機列車

3か月後に東海道新幹線が開業する名古屋駅では関西本線や中央本線の蒸機が盛んに発着していた.

亀山機関区に立ち寄り有名な美しいC51225を撮る.
「亀山詣で」の風景はやはりオリンパスペンで撮ったものが多い.

紀伊半島東部は蒸機王国の時代で、遠くに見えるDF50(紀伊本線)は影が薄かった.

亀山を発車する列車.C57に牽かれる客車はダブルルーフである


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