昭和39年3月下旬、朝からの曇り空で冬枯れの越後平野は大変な寒さであった。栃尾線と言えば思い出すのが曇天とあの寒さである。加津保の寒さは格別で駅周辺が一面の田んぼで何もなくあまりの寒さに早々に引き上げた。次から次とやってくる珍品列車で寒い中をいろいろと撮ることができた。
撮影:田辺多知夫 1964.03.22
心地良いジョイン音を聞きながら小さなホハ18の窓から見えたナローのレール.
大活躍していた元草軽の古典客車ホハ18が加津保に到着.
加津保駅の周辺は一面田んぼ.
背後の山並みにまだ残雪があった.