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Channel: 地方私鉄 1960年代の回想
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写真展 「草軽高原を往く」-北軽井沢・草軽電鉄の時代-

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連休明け秋晴れの19日、9月10日~9月24日まで旧草軽電鉄 北軽井沢駅舎で開催中の写真展に行ってきました。草軽電鉄が走った土地の空気を吸いに行く目的もあり、平日の快晴を狙って軽井沢駅からバスでのんびりと北軽井沢へ向かったのでした。

軽井沢の秋晴れ

軽井沢駅から北軽井沢までバスで40分ほど、車窓に浅間山を望めたのはこの一瞬のみ。
バスの窓ガラス色がついてしまいモノクロに。

写真展会場となった旧北軽井沢駅舎。

写真展会場の入口。

駅ごとに纏められた展示パネル。
写真展は長野原町の二度平から小代までの区間約20kmに存在した5つの駅に限定したもので、二度上、栗平、北軽井沢、吾妻、小代の駅がパネルごとに纏められていました。

先人のカメラアイの素晴らしさと、組写真の纏め方と説明文には唸りました。これほど感銘を受けた写真展は初めてです。
単品並べた写真展と違うのは、主催者小林隆則さんの草軽電鉄と草軽が走った土地への想いと拘りで、草軽電鉄に的を絞ったこれまでの奥深い活動を感じました。

展示パネルの纏め方と言葉による情景描写にそれが表れていて、あの情景描写の文章を書くまでに一体どれだけの調査や聞き取りなどがあったことでしょうか。中でも2枚のパネルに纏められた小代(こよ)駅の純日本的な農村風景には動けなくなりました。

是非とも東京の大きな会場でも開催して戴き、多くの人に鉄道写真(情景描写)のインパクトを広められたらと思います。



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