温泉軽便鉄道と小浜温泉鉄道が雲仙鉄道となり、昭和13年まで愛野から雲仙小浜まで走っていた。昭和42年、諫早からバスに乗り、小浜温泉で島原行きバスに乗換えて島原へ向かった時の車窓がこんなであった。愛野から小浜温泉まで今は道路になった廃線跡がはっきり地図に残されている。
この写真に小浜温泉鉄道の廃線跡が見えるのを、4年前にコメントで教えて戴いたのが車楽齋さんで、てっきり地元長崎の方と思っていたら、来週お目にかかる身近な人であった。
旧温泉鉄道を走っていた1号機は、1922年雨宮製作所製の1B形 27t級タンク機で4両製造された内の1両であった。2両が別府鉄道に行っている。機関車の系譜図3 臼井茂信著より。
50年前の風景 千々石駅跡の手前 1967.3.3
昭和42年、諫早から島原鉄道バスで島原街道を走り雲仙へ向かった。愛野で島原鉄道と別れて島原街道を進むと車窓に海岸沿いの美しい風景が開けた。この辺りの右手で雲仙鉄道の廃線跡は海岸に接近する。
旧温泉鉄道を走っていた1号機は、1922年雨宮製作所製の1B形 27t級タンク機で4両製造された内の1両であった。2両が別府鉄道に行っている。機関車の系譜図3 臼井茂信著より。
こんな蒸機が客車を牽いて波穏やかな橘湾を眺めながら走っていたのだろう。
やっとこの場所が分かった、ここは小浜温泉の中心部? 1967.3.3
旧温泉軽便鉄道の雲仙小浜駅跡がこの北方に位置する。