気賀口駅周辺の5万分の1地図(S35年)がありました。
1963(S38)年4月まで気賀口の先、奥山まで延びていた線路は、伊井谷川を渡らず橋の手前で急カーブして道路を横切って伊井谷川の土手を走っていた。気賀の町外れで川向うにあった気賀口駅の位置関係と、川の手前の急カーブが地図でよく分かる。
伊井谷川を渡る道路形状が現在と異なるのは、橋が少しだけ上流側につけ替えられたのだろう。
奥山~気賀口廃線後の気賀口の終端部。道路を横切って土手に向かう築堤が残っていた。
道路は橋の手前で今と違って左にカーブしている。