1962(昭和37)年12月、八高線で丹荘駅に下りると、良く晴れた暖かな12月の陽ざしを受け丹荘駅の構内片隅に鋼板張りの2軸客車が休んでいた。これが元川越鉄道の木造マッチ箱客車であったことを知ったのは最近であった。
撮影: 1962.12.23
ホームの端に上武鉄道の看板を掲げた上武鉄道丹荘駅。
八高線の丹荘駅を降りると左手に上武鉄道のりばがあった。
元篠山鉄道のハフ3入線により、ハフ2は既に使われていなかったようだ。
1967年12月廃車。
甲武鉄道から川越鉄道を経て西武鉄道の所属になったもので、軸箱フタに甲武のマークが残っている。
拡大:軸箱の甲武マーク
ダルマになった初代ハフ3の保線小屋
一面桑畑の中を行く八高線のC58貨物列車