以前「奥山線最後の日」をアップした時に行方不明であったハーフサイズのネガがやっと見つかり、気になっていた気賀口のボギー貨車他をアップしてみます。 奥山線最後の日-1
1964年秋に全廃となった遠州鉄道奥山線は、1963年春までは気賀口から先 奥山まで走っていた。奥山駅が消える直前に奥山の車庫に居たボギー貨車は、その後気賀口に移され、翌年の全廃まで奥山線の行止り狭隘なところに留置されていた。この年この現場を2回訪問したが貨車は使われた様子はなく、そこはまるで民家の庭先のような風景であった。
気賀口のワ1301. 1964.10.31
線路はここで終わるが、1年前はこの先を右へカーブし奥山まで線路があった。
気賀口のワ1301
大正3年名古屋電車製作所製 荷重5瓲 自重3.1瓲
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

奥山線標準アーチバー 軸距1016mm、車輪径530φ(奥山線車両竣功図)
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

奥山線の線路が終わるところ.
国鉄二俣線3'6''ゲージと奥山線2'6''ゲージの並走区間. 奥山線「岡地」駅 1964.10.31
C58が走っていた国鉄ローカル線が堂々とした線路に見える.
最後の日の曳馬野風景 1964.10.31
最後の日の翌日元城車庫風景. 1964.11.01
私達はどこへ行くのも何故か学生服を着ていた。
撮影: 諸河プロ(左の学帽学生服)
お世話になった遠鉄の方々と撮った最後の記念写真.元城 1964.11.01
学生服3人が私達鉄仲間で、先輩の鉄ファン達は礼儀正しくネクタイを締めていた。私達はどこへ行くのも何故か学生服を着ていた。
撮影: 諸河プロ(左の学帽学生服)