鉄道模型趣味誌の連載記事 第4回
まもなく発売の鉄道模型趣味誌10月号。「地方私鉄 失われた情景」シリーズの第4回は非電化路線の東野鉄道です。那須連峰を望む12月の黒羽駅を中心に取り上げてみました。写真の1966年はすでに小さなボールドウィン1B1タンク機や二軸ガソリンカーの時代は終わっていましたが、模型ならこれらの車両を入線させて東野鉄道の良き時代が再現できるでしょう。衝撃的な1/80ライブの記事。
View Article遠鉄奥山線の終点奥山
1963年撮影のネガ(ネオパンSS)もいよいよビネガーシンドロームで終焉を迎え、1963年奥山線の最後のスキャンをしてみました。it環境の進歩とネガの終焉で終わりのないスキャンが続きます。撮影:1963.4.4奥山駅かっては奥山半僧坊の入口で栄えた奥山駅。裸電球の下の改札口に子供が二人、ベンチ脇にホウキとバケツとが並んでいる。日中はたった一往復の便でありバス利用が主であったのでしょう、駅に乗客の姿は...
View Articleお知らせ 軽便祭り
1.毎年恒例の第15回軽便鉄道模型祭りプレイベント講演会が開催されます。https://keibenfes.exblog.jp/239477148/来る9月29日に第15回を開催予定の『軽便鉄道模型祭』ですが、その前日に当たる9月28日に、同じ会場にて講演会『軽便讃歌Ⅹ』を開催いたします。今年もまた、ベテラン趣味人の方々により、貴重な映像を交えながらナローゲージの魅力を語っていただきます。・期日:2...
View Article奥山線 遠鉄浜松駅風景
遠鉄浜松駅から奥山線が発車していた。奥山行はめったになくて気賀口行がほとんどであった。撮影:1963.4.4遠鉄浜松駅の気賀口行列車。発車した列車の最後部に見える乗客は女学生とほおかむりのおじさん。よい模型の題材です。遠鉄浜松駅の留置線にいた客車と遠鉄二俣線の線路。9mmナローを作るとするとこの台車はグリーンマックスのN旧型気動車用がピッタリ。きれいな客車です。
View Article遠鉄二俣線の赤い電車
奥山線を初めて訪問した1963年、当時は遠州鉄道二俣線(現鉄道線)はこんな新浜松駅から発車していた。まだデビュー間もないモハ30形の真っ赤が強烈で、その隣にいたモハ11はこの後すぐ消えてしまったようだ。撮影:1963.4.4新浜松駅新浜松駅新浜松から二つ目の遠鉄浜松駅で奥山線と接続する。二俣線の赤い電車。遠鉄浜松二俣線の赤い気動車キハ803。遠鉄浜松
View Article久しぶりの西武鉄道撮影
2012年12月に西武N101系が消えてから一眼やミラーレスで撮ることは殆どなくなり、その後はiPhonでたまに撮るだけで7年ぶりにミラーレスで西武線を撮ってみました。撮影:2019.9.25元加治元加治-飯能仏子-元加治...
View Article第15回軽便模型祭り
今年の展示では畑中さんの仙北鉄道レイアウトには驚きました。昨年講演した仙北鉄道の瀬峰駅が1/87 9mmゲージで再現されているではないですか!!昨年の軽便祭の講演会内容が記念講演記録「仙北鉄道2話」になって本日の軽便祭で発売されました。出版元:南軽出版局上記の記念講演記録を開いて瀬峰駅の写真が飾ってありました。仙北鉄道の瀬峰駅仙北鉄道瀬峰駅のりば。これぞ軽便の楽しさ!...
View Article第15回軽便模型祭り2
南軽出版局から今回発売された「軽便鉄道雪景色」「基隆&瑞三炭鉱鉄道」「軽便賛歌Ⅸ」1/80 9mmナローのペーパキットが目立ってきた。日本鉱業佐賀関鉄道ケコキハ511の車体ペーパーキット(Moso...
View Article熊本電鉄の小型電車1
田辺さんのアルバムから熊本電鉄の小型電車を紹介します。1969(昭和44)にあのカマボコ電車にパンタが付いたのが1両だけ居たのですね。私が1967(昭和42)年に見た時はカマボコ電車は全てトレーラになっていて、パンタ付はもういないと思っていました。昭和36年にモハ51→電動貨車モ51になって1980(昭和55)年まで使われていたそうだ。まるで模型のようなカマボコ電車。撮影:田辺多知夫...
View Article熊本電鉄の小型電車2
有名な可部線の小型車モハ90を3両購入して自社工場で整備したモハ71~73。実に好ましい小型電車が3両とも活躍していた時代。撮影:田辺多知夫 1969.2.13モハ72。 百花園入口の看板からここは大池でしょう。モハ72。 大池 モハ71が北熊本と上熊本間を往復していた。北熊本モハ71。ヤ1を牽いてのんびり走る光景。モハ73。...
View Article西武新型特急ラビュー
西武のラビューを初めて撮ってみました。2019 年度中にすべての編成がニューレッドアローから ラビューに順次置き換わる予定のようです。 所沢 2019.10.9練馬高野台
View Article所沢の三岐回送
所沢と言えば2008年の秋にはこんな三岐回送を撮っていました。引退したN101系が次々と地方へ向かっていた時代。そしてN101系最後の活躍を存分撮れた時代でした。もう11年も昔のことであった。撮影:2008.10.8所沢駅風景所沢から貨物連絡線をJR新秋津へ向かう。まだ改築前の所沢駅。
View Article鉄道模型趣味誌の連載記事 第5回
まもなく発売の鉄道模型趣味誌11月号。「地方私鉄 失われた情景」シリーズの第5回は瀬戸内海の電化路線尾道鉄道です。タイトル「尾道の電車」の通り今回はいつものジオラマ題材でなく車両の紹介です。こんな珍奇な尾道の電車はすぐどこかからキットが発売されそうです。尾道電鉄の想いは7月31日に弊ブログで取上げた「夏の日の思い出...
View Article秋の会津鉄道
久しぶりに秋の湯上温泉駅に昼頃寄ってみました。駅前には観光バスの駐車場があり、列車が到着すると次々と乗客が降りてきてバスに乗りこんだり駅の周辺を歩いたり・・・・、今や大内宿、塔のへつり、湯上温泉駅のバスツアーコースに会津鉄道乗車が組み込まれているのでしょう。こうして会津鉄道が多くの観光客で賑わうのは嬉しいことです。あの大内宿が南会津の一大観光メッカに。1971年の湯野上駅と大内宿撮影:2019.11...
View Article西武多摩川線の今昔
久しぶりに多摩川線を撮ってみました。カラーリングがこれまでの白一色から西武リバイバルカラーとなり撮影意欲がわいてきます。撮影 カラー2019.11.8、 モノクロ1962.8.27競艇場前-是政 是政行かってこのあたりには砂利採取場があった。是政を発車した武蔵境行右手が競艇場前方面競艇場前駅を出たカーブ。かってこのカーブから引込み線が分岐して砂利運搬貨車が並んでいた。...
View Article尾小屋鉄道 大杉谷口の朝
大杉谷口の鉄橋を渡る朝の上り2番列車。通勤・通学列車なのか客車を5両も牽いていた。あちこちに使ったこの写真に続く場面が以下の大杉谷口の朝であった。冷え込む朝の駅で列車を待つ人たち。この日は大晦日前日で通勤客だけではなく正月の買物で街へ向かう人もいたのかも知れない。撮影:1964.12.30大杉谷口駅に到着。新小松へ向かう。早朝の下り列車
View Article根室拓殖鉄道 キ1
北海道のナロー(地方私鉄)で昭和34年9月に消えた根室拓殖鉄道(根室~歯舞)。HOナローの模型キ1(ワールド工芸製)で果たせぬ夢の世界を楽しむ。昭和37年の交通公社時刻表では既に根室~納沙布灯台前間のバス路線になっていた。根室~納沙布灯台前 バス所要時間45分140円キ1 昭和24年 田井自動車工業製 のHOナロー(1/87)模型 参考:「軽便追想」高井薫平著 ネコ・パブリッシング
View Article吉祥寺 鉄道模型アートマルシェ
近所で2日間開催された鉄道模型展を見てきました。お馴染みの宮下さんの最新作は秋葉線が走る街並でした。秋葉線車両は城東電軌製1/87キットから。会場で一見すると作品のよくできた全体像しか分からないが、後で、写真を拡大すればするほど細部まで作りこんだ凄さが見えてくる。ということは作品を見る場合、この街並みを時間掛けて歩いたつもりで丁寧に観察してみて初めてその凄さが分かる。...
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