庄内交通 庄内砂丘
安部公房の小説「砂の女」(1962年)の舞台は鳥取砂丘ではなく庄内砂丘の酒田市浜中であったのを先日の朝日新聞で初めて知りました。「砂の女は」1964年に映画化され、映画で見た砂に埋もれる生活の光景が今も記憶に残る。鶴岡市湯野浜から酒田市にかけて35kmにわたり広大な庄内砂丘が続き、湯野浜の北7kmほどに浜中がある。日本海から吹き荒れる季節風の飛砂と闘う生活があり、季節風は砂丘の砂を水田や畑、民家にま...
View Article早春の津軽平野
津軽平野の鉄道を訪問したのは昭和41年の3月初めであった。花輪線の龍ヶ森で86三重連を撮って陸中花輪で一泊後、陸中花輪の始発に乗り早朝の大館へ出た。この頃の奥羽本線は蒸機列車がまだ盛んに走っていて大館は蒸機で賑わっていた。早朝の大館駅 花輪線の86 1966.03.03早朝でまだうす暗い大館駅. 奥羽本線青森行き鈍行列車うす暗い大館駅を6:32に青森行鈍行列車が発車した。...
View Article花巻から横手へ
青森発23:45の夜行急行「八甲田」で寝て翌朝4:35に花巻駅に到着。庄内交通でスタートしたこの旅で夜行急行「八甲田」で寝るのはこれで3回目となった。花巻駅の待合室で仮眠した後、花巻電鉄軌道線の朝のラッシュを撮りに歩いた。泥んこの道端で電車を待っていると朝の田舎道は通勤・通学で町へ出る自転車で一杯。地方ではまだマイカー時代到来前でこんな時間帯でも車は滅多に来なかった。花巻郊外の中根古あたりまでくると...
View Article西武多摩湖線 黄色のたまこ
多摩湖線 一橋学園 2010.01.27西武多摩湖線の101系電車も白一色となり黄色の電車は1編成みたいです。大好きだった一橋学園駅の夕暮れ時もすっかり足が遠のいてしまった。
View Article西武多摩湖線 萩山駅
以前は多摩湖線平日の朝夕は国分寺~西武遊園直通が走り萩山駅で交換風景が見られた。ところが昨年から直通の交換が殆どになったが国分寺~萩山もあり平日/休日で異なるダイヤは複雑のようだ。今の白電車が走る数年前の萩山駅の黄色のたまこN101系の光景です。萩山駅の西武遊園直通のN101系交換風景.左3番線国分寺行と右1番線西武遊園行 2010.04.30夕方の萩山駅のN101系の交換風景を撮ってみた。...
View Articlemarimoさんを偲んで
先日アップしました庄内砂丘、津軽平野、花巻から横手へは1966(昭和41)年初春の東北私鉄めぐりのほんの一部でしたが、この時の旅を含め伴に撮り歩いた鉄仲間の一人marimoさんこと田辺多知夫さん(故人)を偲んで、彼から送られて来た何枚かの写真を紹介します。左 marimoさん 1966年初春の東北の旅...
View Articlemarimoさんを偲んで 中千住貨物線
東武のこの貨物線が撮られたのは8(3代目)号機ピーコックが消える直前の1963年。中千住駐泊所から分岐して道路を横断し京成の高架下を潜って隅田川へ出る中千住貨物線にピーコックが動いていた時代で、いかにも日本の高度経済成長の始動期1960年代前半らしい風景です。 写真は全てmarimoさん撮影工場の大きな煙突、踏切、京成関屋に近い京成高架線、左の東武線などここは中千住貨物線であることが判る....
View Article東武鉄道 中千住駐泊所ふたたび
私が中千住駐泊所を訪問したのは昭和38年3月でmarimoさんがここを訪問した半年前でした。以前、ブログで紹介していますが中千住駐泊所をふたたび取上げてみます。この日、活躍していたのは東武B6形(元国鉄でNeilson1900年製60~64号機)...
View Articleむさしの村3号機
1972(昭和47)年9月、元台湾基隆炭鉱の3号機を見に埼玉県加須市にある「むさしの村」へ行ったことがある。てっきり息子を連れて家族サービスで行ったつもりだったが1972年と言えば私はまだ独身であった。近場であったのでミニ機関車を撮りにふらっと訪問したのだろう。2フィーターでは糸魚川の東洋活性白土の協三工業製6トン機があるが、これより遥かに小さい3.5トン機のあまりのミニぶりには驚いた。台湾の基隆炭...
View Article京王電鉄 中型車改造の中間車
今年4月に取上げた京王電鉄600V中型車で、貫通ドア付き中間車にサハ化改造後の2500系。600V中型車が中間車に化けて2500系へ改番と、中型車と中間車の用語含めやはりかなりややこしい。とりあえず以前の写真にシングルルーフ中間車の写真を追加してみました。600V中型車改造車が組込まれた2010系.1963年4月デハ2072(左)はサハ化されたシングルルーフ中型車を挟んだ編成デハ2068(右)はサハ...
View Article日本硫黄沼尻鉄道
このところ弊ブログでは何故か「沼尻のデルタ線」の記事がよく読まれています。ところでyoutubeで7月3日公開された感動的なフォトムービーを見つけました。静止画像が大変鮮明で沼尻の素晴らしい情景が盛り沢山です。RAILROAD PHOTO MOVIE ESSAY 200 日本硫黄沼尻鉄道ブログに埋め込んでシェアしたいところですがリンク↑としてあります。2012年9月26日にアップした「沼尻のデルタ線」
View Article地方私鉄の電機
地方私鉄3'6''鉄道で余り取上げなかった電機を、東芝と日鉄自動車の凸型電機スタイルで集めてみました。(紹介済画像1点含)京福電鉄福井支社 テキ531 昭17年東芝製 元宮城電気鉄道 1968.01.14伊豆箱根鉄道 ED32 昭22年東芝製 元西武鉄道 修善寺 1963年7月越後交通長岡線 ED311 昭31年西武所沢工場製 西長岡 1975.03.09弘南鉄道 ED301...
View Article西武鉄道国分寺線
西武国分寺線を撮るようになったのはこの1枚からであった。国分寺側に2連のN101系が付いているその日の情報があるとよく飛んで行ったがN101系が消えてから国分寺線へ撮りに行くことはなくなった。夏の日の小川駅 N101系2+4連 2008年7月 ちなみに車両をもっと手前に引き寄せて撮ると・・・
View Article西武鉄道国分寺線 鷹の台
国分寺線の鷹の台付近には宅地の合間に開けた畑、四季の変化が楽しめる玉川上水の雑木林などがあり自然豊かな一角である。N101系がいなくなった以外は何も変わりないその後の沿線風景なのだろう。家庭菜園の脇をN101系が走っていた頃. 小川-鷹の台 2009.02.03駅前の小さな商店街と公園がある鷹の台. 2009.02.03駅の裏手が公園になっている鷹の台. 2009.03.09...
View Article西武新宿線に西武秩父行きが走った
今日と明日は西武新宿~西武秩父間を臨時特急「おくちちぶ」号が1日1往復するので数年前までN101系を狙っていた撮影ポイントへ久しぶりに行ってみました。写真で普段の特急と異なるのは「おくちちぶ」の表示だけ。臨時特急「おくちちぶ」号 武蔵関 - 東伏見 2014.07.19同じ場所で撮った昔の写真。N101系10連 新所沢行 武蔵関-東伏見...
View Article昭和42年春の長崎
長崎の街 1967.03.02グラバー邸の一角から長崎の街と大浦支線を眺める.築町から海岸通りを走り電停「大浦海岸通り」で→ へ曲がる大浦支線が見える.遠くの木立に囲まれた美しい三角屋根は活水女子大学のようだ. 以前 長崎電軌大浦支線...
View Article昭和42年春 長崎の路面電車(車両編)
昭和42年春に在籍していた車両は今はイベント用となった保存車(150、160形)を除くと200形以降は今尚活躍しているようで、各形式の車両写真を並べてみると改装前の当時の車両の姿が判る。長崎の路面電車風景を取上げた過去の記事は↓にあります。長崎電軌 大浦支線 ・・・7月21日にリンク紹介済長崎電軌 蛍茶屋支線160形 1967.03.02.170形 長崎駅前201形202形 長崎駅前202形...
View Article新宿駅南口
新宿駅南口はいつ見ても工事をやっている感じで、以前から進められている今の工事で一体何ができるのか上からのぞいてみました。工事はJRの線路とホームの上に4階建南口新駅舎とその隣に33階建複合ビルを2016年春までに完成させるそうです。新宿南口の今 2014年7月甲州街道の南側に工事中の南口新駅舎は、4階がバスターミナル、3階がタクシーのりば、2階が改札だそうで、4階にバスターミナルらしきが見える。...
View Article西鉄北九州線 若戸大橋風景
西鉄北九州線の続きで、西鉄100形に拘らず若戸大橋の風景を集めてみました。巨大な橋はどうしても縦位置の写真になってしまいブログでは収まりが悪くてアップロードを控えていましたが、貼り付けてみました。(過去アップ済の写真含)撮影日:...
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