昭和42年 唐戸の秋田商会ビル
先日のChitetsuさんの北九州~下関で、下関は唐戸にある変わった建築の現状がChitetsuさんの建物ブログ唐戸の秋田商会ビルに詳細にレポートされました。この旧秋田商会ビルの解説書看板を読むとなるほど! 建築のいわれはこういう事でしたか。見覚えのあるユニークな建築は昭和42年に山陽電気軌道の唐戸で見たこの風景でした。ユニークな建築(秋田商会ビル) が街に溶け込んだ唐戸の風景....
View Article模型資料 栃尾線の客車1
今までのブログで「オリンパスペンで撮った奥山線5」など軽便車両の角度には大変人気がありました。そこで軽便の車両一覧や台車や連結器などの資料写真はラベル(カテゴリ)...
View Article模型資料 栃尾線の客車2
小坂から来た客車昭和38年に同和鉱業小坂鉄道から来た客車ハ2、5~8の5両は、翌年3月に小坂の車番のまま栃尾線の加津保駅や長岡車庫に留置されていた。このアメリカンタイプの客車は軽便としては珍しく、大きさ(車体幅、全高) は栃尾線のダブルルーフ客車と同程度なのに、かなり大きく見えたのは腰高のせいだろうか。5両は一度も使われることなく台車の部品流用で終わってしまったようだ。加津保駅の小坂から来た客車...
View Article旧吉祥寺ユザワヤ地下1階の変身
昔、吉祥寺ユザワヤの地下1階にあった啓文堂書店(それ以前はユザワヤ模型売場)に鉄道図書やユザワヤに模型を探しに来た鉄道ファンも居られることでしょう。ユザワヤが入っていたビルは4年かけて今年4月23日「キラリナ京王吉祥寺」に生まれ変わったが、地下1階に昔啓文堂が入っていたスペースが見つかりません。一体どうなったのか?「キラリナ京王吉祥寺」がオープンしてから暫くした7月31日に地下売り場が拡大して生鮮「...
View Article模型資料 栃尾線の客車3
「栃尾線の客車1」で紹介したアーチバー台車を履いたホハ1形などの客車を並べてみました。後の栃尾線近代化で客車牽引が廃止され、ラッシュ時はフル動員されていたこれらの客車も間もなく全てが消滅した。撮影: 全て1964.03.22ホハ1形(1~8) ホハ1ホハ1形ホハ5ホハ1形ホハ7 ホハ1形ホハ82軸客車を2両合体させたホハ10元草軽の小型客車ホハ18.繋がれた客車のバラバラな高さ 左からホハ27+...
View Article西武新宿線を走った臨時電車4000系
8月17日までの土日だけ西武新宿線に西武秩父行き臨時電車が走った。前回の臨時特急「おくちちぶ」号では写真撮っても何も変わり映えしなかったが、今回は新宿線には珍しい4000系セミクロスシート車の西武秩父行(新宿線内は急行)...
View Article昭和39年 栃尾線長岡駅
昭和39年当時の栃尾線長岡駅は軽便としては立派な駅で、構内をメモしなかったため構内線路図を描こうにもホームが何本あるのか不明だらけであった。そこで工場・車庫を除く駅の配置を推定しようとまずは訪問記と写真を並べてみました。訪問記昭和39年3月、5時過ぎに列車は信越本線長岡駅に到着した。ところがあいにくの天気で外は小雨がパラついていた。駅内で立ち食いゾバを食べてから細い通路をわたり栃尾線の乗り場へ向かっ...
View Article昭和39年 栃尾線長岡駅2
長岡の車庫・工場の線路図と建屋配置の全容は調べてなく諦めていましたが、手元の写真を寄せ集めると車庫・工場の線路図がある程度推定できそうであり、判る範囲を長岡駅線路図に書き込んでみようと思います。栃尾線の近代化で長岡にあった車庫・工場は昭和42年11月に下長岡へ移転し大変立派な工場となった。それまではモハ212以降の新造車(東洋工機製)を除く様々な自社新造や改造はこんな工場で行われ、度肝を抜く珍奇な車...
View Article原宿のつどい
今日は華やかな原宿の一角で開かれた軽便模型のつどいに行ってきました。今は発売されていない昔の模型メーカの9mmナロー他の数々が揃いました。この時代の9mmナローは私もキットや部品をけっこう集めたものです。2006年5月にこの原宿で「懐かしき軽便鉄道」写真展を開催してから早や8年が過ぎ去ってしまった。遠い昔の軽便鉄道の世界から一歩外に出ると、そこは華やかな明治神宮前交差点が.滅多に来ないが来るたびに街...
View Article京福鞍馬線 岩倉のあの頃
京福鞍馬線 岩倉盆地 を読まれた方から頂戴したメールに1966~1968年当時の岩倉駅や鞍馬線の素晴らしい描写がありましたので、了解を得てここに紹介します。私もあの正月厳寒の岩倉盆地を訪れた時のことを改めて思い出しました。1960年代後半(昭和40年前半)に入っても、郊外にはまだこんな質素で優雅な時代が残っていたのですね。 比叡山を望む岩倉駅...
View Article北陸鉄道 いぶりばし
昭和39年に北陸鉄道を訪問した時は、北陸本線の動橋(いぶりばし)から山代線と片山津線の2つの温泉行き電車が出ていた。(加賀温泉郷行きの電車山代線と...
View Article北陸鉄道加南線 悲運な特急電車
北陸鉄道加南線の主力路線である山中線に登場した特急電車6000系「くたに」と6010系「しらさぎ」の話題が出たところで、この電車の現役時代を再び紹介してみます。1962(昭和37)年に「くたに」が登場し、翌年に「しらさぎ」が増備された自社発注の特急電車。写真の「しらさぎ」は投入した翌年で、中古品の足周りの上にアルミ合金製の車体がピカピカに輝いていた。そしてツートンカラーの「くたに」は投入2年目で、カ...
View Article私鉄 地上駅風景
このところ盛んに私鉄の街風景をアップしているCedarさんの今昔写真日記。私もよく撮っていたあの頃を思い出しました。西武新宿線の上石神井駅、武蔵関駅もいずれ立体化で、街にとけ込んだ地上駅の風景も消えることでしょう。ところで、鉄道写真家が...
View Article仙北鉄道 軽便の魅力
先日の第10回軽便模型まつりは残念ながら都合がつきませんでした。今年も素晴らしい作品が展示されたようで見学できず惜しい思いです。第10回記念製品でブルーに塗られた仙北DC103の写真が大変刺激的でした。そこで既に本ブログで公開済みですが現役時代の仙北DC103他を再度アップしてみます。軽便のたたずまい.軽便の魅力ここにあり. 瀬峰...
View Article加悦鉄道 丹後ちりめんの里
大江山と丹後ちりめんの里加悦町に似合う素晴らしい終着駅. 1962.07.31加悦鉄道が走った土地の風情と言えば「大江山」と「丹後ちりめんの里」になるでしょう。昭和37年真夏に訪問した加悦駅があった...
View ArticleオリンパスペンS で撮った京阪四条駅
ハーフサイズカメラのオリンパスペンSで撮った昭和39年の京都。フィルムは35mm版以上、レンズは望遠でなければ、そんな鉄ファン必須のカメラとは正反対の小さなカメラ...
View ArticleオリンパスペンSで撮った関西私鉄の車両
オリンパスペンSで撮った車両写真、スマホ画面用にBloggerのライトボックス機能(画像拡大)を全て外してみました。車両写真はこの方が良さそうです。昭和39年の関西私鉄はこんな凄い電車が走っていた時代でした。なんだこれは! の面構えこんな電車を撮った記憶が全くありません.阪急嵐山線201+251 桂 1964.07.10この電車の事はこちら→デジタル青信号 阪急200型...
View ArticleオリンパスペンSで撮った京都市電1
東海道新幹線がまもなく開業する年1964年の夏の京都市内はこんな風景であった。大通りの古いビルもどんどん建替えられているようであった。京都市電を撮るのに35mm判フィルムでは勿体なく、オリンパスペンSで撮ったのが反って良かった。 京都市内にはまだボンネットバスが走っていた.1964.07.10 軌道がある大通りでは祇園祭りの準備が.路面電車が走る大通りの風景
View ArticleオリンパスペンSで撮った京都市電2
オリンパスペンSで撮り歩いた市電四条通りをネガのコマ順に追ってみると、祇園祭りの山鉾準備などを撮った市内中心部から阪急西院の駅まで歩き、阪急に乗って桂まで行って京都線を撮って、また阪急に乗って四条河原町へ引き返したようだ。オリンパスぺンSで撮ったネガには様々な京都市電系統が写っていて、四条線に写っていたのは①⑦⑳であった。四条通りには銀行のビルが多いが古い建物も残っていて市電と並走する当時のクルマの...
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